プリンセス・クルーズは、2024 年 4 月 23 日(火)(現地時間)、新造船「サン・プリンセス」の命名式をスペイン・バルセロナにて開催しました。華やかなセレモニーでは、受賞歴のある俳優でパフォーマーのハンナ・ワディンガム氏が命名者を務めました。
サン・プリンセスのプリンセス・アリーナで開催されたこの伝統的なセレモニーでは、船長のクレイグ・ストリートと共に登壇したワディンガム氏が、「この船をサン・プリンセスと命名します。サン・プリンセスにご乗船するお客様と乗務員に神のご加護がありますように」と述べ、シャンパンボトルを割る伝統的な儀式で世界中の素晴らしい目的地へと旅するお客様と乗務員の幸運を祈念しました。
プリンセス・クルーズ社長のジョン・パジェットは次のように述べています。
「豊かな才能とゆるぎない意志を持ち、世界的な評価を受けるワディンガム氏は、海に対するご家族の深いつながりと愛情を兼ね備えた、サン・プリンセスの命名者にふさわしい人物です。彼女がこの特別な瞬間に参列してくれたことを大変光栄に思います」。
アメリカのドラマ「テッド・ラッソ(Ted Lasso)」のレベッカ・ウェルトン役で人気を博したワディンガム氏は、ウェールズ公妃ダイアナ(1984 年 初代ロイヤル・プリンセス)、ウェールズ公妃キャサリン(2013年 3 代ロイヤル・プリンセス)、オードリー・ヘプバーン(1989 年 初代スター・プリンセス)、ソフィア・ローレン(1990 年 初代クラウン・プリンセス)、マーサ・スチュアート(2006 年 2 代クラウン・プリンセス)をはじめとする、歴代のプリンセス・クルーズの命名者を務めた名だたる著名人と共にその名を連ねま
す。
船が身近にある環境で育ち、週末はフランスのダンケルクで多くの時間を過ごしたワディンガム氏は、第二次世界大戦中に英国海軍に所属していた祖父がいます。
ワディンガム氏は次のように述べています。
「演劇が私の血の中に流れているのと同様に、私には英国海軍や航海に関して、歴史的な家族の強いつながりがあります。長年にわたり、船を象徴する命名者の方々への畏敬の念を抱いてきました。この度、サン・プリンセスの命名者に任命されたことを大変光栄に思っております」。
命名式では、俳優でマジシャンのマイケル・カルボナーロ氏が司会を務めたほか、スーパーモデルで実業家のタイラ・バンクス氏、世界的なポップアーティストのロメロ・ブリット氏、ファッション・デザイナーのランディ・フェノーリ氏、環境アンバサダーのジェフ・コーウィン氏、ミクソロジストのロブ・フロイド氏、世界的に有名なシェフのダリオ・チェッキーニ氏、日本人シェフの大桑誠氏、米ドラマ「ラブ・ボート」のオリジナル・キャストであるジル・ウィーラン氏(ヴィッキー・スチュービング役)、テッド・ラング氏(アイザック役)、バーニー・コペル氏(ドク役)など、多くのセレブリティや TV パーソナリティが参加しました。
さらに、歌手のナターシャ・ベディングフィールド氏が登場し、受賞歴を誇る「アンリトゥン(Unwritten)」と共に大ヒット曲「ポケットフル・オブ・サンシャイン(Pocketfull of Sunshine)」を披露しました。
プリンセス・クルーズ 最新情報
サン・プリンセスとスター・プリンセスに新プログラム「サンクチュアリ・コレクション」が登場サン・プリンセスの命名式に先立ち、プリンセス・クルーズ社長のジョン・パジェットは、2024 年 10 月にデビュー予定のオールインクルーシブ・プログラム「サンクチュアリ・コレクション」の導入をはじめとする、プリンセス・クルーズの今後の展望について語りました。サンクチュアリ・コレクションをご予約のお客様は、最上階にあるリトリート・エリアのほか、船上でのクルーズ体験をより充実させるためにデザインされた特別イベントや高級アメニティもご利用いただけます。
2026 年夏にスター・プリンセスがアラスカクルーズに就航
スフィア・クラス第 2 隻目のスター・プリンセスが、2026 年夏にアラスカクルーズに初就航します。現在建造中のスター・プリンセスは 2025 年 9 月に地中海クルーズでデビューする予定です。
セレブリティとのコラボレーションによる「ラブ・ライン・プレミアム・リカーズ」を発表
プリンセス・クルーズは「ラブ・ライン・プレミアム・リカーズ」コレクションを新たに発表しました。ピットブル氏(Pitbull)、ジェイソン・アルディーン氏(Jason Aldean)、ロメロ・ブリット氏などの有名セレブリティとのコラボレーションによるワインとスピリッツの特別ラインナップは、お客様に比類なき体験をご提供します。この新しいプレミアム・コレクションは、ピットブル氏のヴォリ ウォッカ、ブリット氏のラブ・プロセッコ、ジェイソン・アルディーン氏のメロローサ・ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンなど、セレブリティ・パートナーのこだわりが感じられる、厳選されたワインとスピリッツが特徴です。現在サン・プリンセスで提供している「ラブ・ライン・プレミアム・リカーズ」コレクションは、今後プリンセス・クルーズの全船で提供予定です。
サン・プリンセスのブティック・レストラン「ラブ・バイ・ブリット」を初披露
世界的なポップアーティストのロメロ・ブリット氏によるアートに彩られた「愛」を祝うレストラン「ラブ・バイ・ブリット」が初披露されました。ブリット氏を象徴する喜びに満ちたデザインを贅沢に配置したブティック・レストランには、鮮やかな色彩や大胆な模様などカップルが心温まる世界に浸れるような工夫が施され、最高のサービスをお楽しみいただけます。さらに、料理界の巨匠でプリンセス・クルーズの料理部門責任者でもあるルディ・ソダミンが丹念に吟味したメニューで、愛とアートが食と融合します。ソダミン氏の独創的なタッチで、多感覚のダイニング体験を創り出し、深い情熱、絶妙な味わい、限りない創造性
を具現化した料理は、シャンパンから始まり、ロブスター、キャビア、トリュフなどの高級食材を使用した7 品コースのプリフィクス・メニュー(1 人 149US ドル)で提供され、チョコレートフォンデュを含むデザートオプションもご用意しています。
サン・プリンセスの命名者ハンナ・ワディンガム氏について
イギリスの俳優で歌手でもあるワディンガム氏は、Apple TV+で配信されたアメリカのドラマ「テッド・ラッソ(Ted Lasso)」のレベッカ・ウェルトン役で人気を博し、その演技によりプライムタイム・エミー賞(Primetime Emmy)、クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード(Critics Choice Television Award)、全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Award)を受賞したほか、ゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合賞に個人で 2 度ノミネートされました。次回作は、ライアン・ゴズリング氏とエミリー・ブラント氏が出演する、2024 年公開の映画『フォールガイ(The Fall Guy)』です。2024 年初め、Apple TV+のホリデースペシャル 「ハンナ・ワディンガム:ホームフォー・クリスマス(Hannah Waddingham: Home for Christmas)」で英国映画テレビ芸術アカデミー主催の英国アカデミー賞テレビ部門(BAFTA TV Award)にノミネートされました。2023 年 4 月、ローレンス・オリヴィエ賞(The Olivier Awards)の授賞式で世界的な司会者デビューを果たした後、2023 年 BBC ユーロビジョン・ソング・コンテストで再び英国アカデミー賞テレビ部門(BAFTATV Award)にノミネートされ、2024 年英国王立テレビ協会賞(The Royal Television Society award)の「ベスト・エンターテイメント・パフォーマンス(Best Entertainment Performance)」を受賞しました。2024年 4 月 14 日(現地時間)に開催された、ローレンス・オリヴィエ賞の授賞式でも司会を務めました。今後の出演作には、2024 年公開予定のソニー・アニメーション映画『ガーフィールド』、2025 年公開予定の『ミッ
ション:インポッシブル/デッド・レコニング PART TWO』などがあります。
サン・プリンセスについて
総トン数 177,882 トン、乗客定員 4,300 名のサン・プリンセスは、これまでの伝統を受け継ぎながらも、革新的なデザインを取り入れています。2024 年 2 月 28 日(水)に処女航海シーズンを開始したサン・プリンセスは地中海クルーズを運航後、2024 年 10 月よりフォート・ローダーデール発着のカリブ海クルーズに就航予定です。
従来のプリンセス・クルーズの客船よりもさらに広々とした船内施設が特徴のサン・プリンセスでは、サントリーニ島のテラスからインスピレーションを受けた、最上部に位置する本格的なガラス張りの施設「ザ・ドーム」をはじめとする印象的な施設が数々登場します。スフィア・クラスの名前の由来であり、船体中央部から突き出したガラス円球型の特徴的なピアッツァは、船の中心部に位置する 3 層吹き抜けの開放的な施設で、様々な方向から海の景色を楽しむことができ、リラックスしたひとときをお過ごしいただけます。
サン・プリンセスは、料理やエンターテイメント、客室などこれまでにない特別なクルーズ体験をご提供します。
洋上でのダイニング体験の数々
サン・プリンセスは 30 ものレストランとバーを完備し、セレブリティとのコラボレーション、こだわりの食材を使用した逸品など、非日常のダイニング体験をご提供します。
o スペルバウンド・バイ・マジック・キャッスル:魅惑的なマジックの世界と料理、ミクソロジーの芸術を融合させた、マジックとアドベンチャーに彩られた非日常の没入型ダイニング体験をお楽しみいただけます。
o マコト・オーシャン:江戸前寿司を専門とする日本人シェフの大桑誠氏が監修する寿司レストランでは、大桑氏の 25 年にわたる経験を生かした遊び心と細部にまでこだわった料理の数々をご提供します。
o ラブ・バイ・ブリット:世界的なポップアーティストのロメロ・ブリット氏とのコラボレーションによる愛とアートをテーマとしたレストランでは、船上から息を呑むような絶景と極上の料理をお楽しみください。
o ブッチャーズ・ブロック・バイ・ダリオ:世界的に有名なイタリアの肉職人のダリオ・チェッキーニ氏との独占パートナシップにより、チェッキーニ氏のシグネチャー・カットをはじめとする、完璧な焼き加減で仕上げられたステーキなどをご用意しています。
o キャッチ・バイ・ルディ:シェフのルディ・ソダミンが手掛けるレストランでは、シーフードを使用したこだわりのメニューをご堪能いただけます。
o グッド・スピリッツ・アット・シー・ウィズ・ロブ・フロイド:セレブリティ・ミクソロジストのロブ・フロイド氏によるデスティネーションにインスパイアされた唯一無二のカクテルが、船上でのひとときを華やかに彩ります。
船尾からの航跡の眺めをお楽しみいただける、3 フロア構造のメイン・ダイニング「ホライゾンズ・ダイニング」では、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(CIA)と提携した就航記念メニューをご提供します。また、クラウン・グリルやサバティーニ・イタリアン・トラットリア、クルーナーズ・バーなど、時代を超えて愛され続けている定番のダイニングでは、新たな内装デザインでお客様を魅了します。
革新的な技術を駆使した施設で繰り広げられるエンターテイメント・プログラム
洋上のエンターテイメント施設の中でも革新的な技術を誇るプリンセス・アリーナでは、アリーナステージを活用したショーをはじめとするオリジナルのプロダクション・ショーをご用意しています。夜にはザ・ドームでのサーカス・エンターテイメント集団「シルク・エロワーズ」によるアクロバットショーのほか、収納式のステージを備えたピアッツァではグラスタワーが華やかなキャプテン主催のウェルカム・パーティーをお楽しみください。
快適性と居心地の良さを兼ね備えた船内施設
サン・プリンセスでは、プリンセス・クルーズで最大の広さを誇るカジノや 2 フロア構造のロータス・スパのほか、200 以上のプレミアブランドを取り揃えたショッピングエリアでのお買い物もお楽しみいただけます。タグ・ホイヤーやブライトリングを取り扱う高級時計専門エリアや、イタリアのファッションブランドピンコ(Pinko)、アスレジャーで人気のビヨンドヨガ(Beyond Yoga)やバーリー(Varley)など、25 以上の新しいブランドが初めてショッピングエリア内に登場します。
サン・プリンセスでは、新しいスイートルームや、リラクゼーションスペースを備えたカバナ・ジュニア・スイートをはじめとするバルコニー付き客室が 1,500 室以上あり、お客様のお好みに合わせて様々な客室をお選びいただけます。
持続可能性に配慮したサン・プリンセスは、ブランド史上初の液化天然ガス(LNG)を採用した客船として、温室効果ガスの排出を削減し、環境にやさしいクルーズ運航のための独創的なエネルギー回収システムを完備しています。
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